4/15 今日のオペ(2症例目)

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いつもよりちょっと難易度の高い症例だったので、是非ブログに書きたいと思っていましたが、診察などがバタバタして、2症例目を各時間が中々取れませんでした。

 

2症例目の患者様は、前歯が5本欠損している方でした。

手術時はドルミカムで鎮静し、抗生物質とリンデロンを併用。

右上1番部と左上1番3番部の合計3本にスウェーデン製ASTRA OsseoSpeed TXの直径3.5mm長さ12mmを埋入しました。

最後はアネキセートで覚醒して頂くという、いつもの流れでした。

 

ただ、この患者様は骨幅も骨の高さもない症例でした。

まず最初にインプラント3本を埋入し、その3本をそれぞれキャンプで使うテントの柱のような役割として使い、チタンメッシュのプレートで膜を貼り、その中にボーンタイト(HA)とセラソルブ(β-TCP)のミックスを填入しました。

このやり方で、骨幅と骨の高さの両方をボリュームアップさせる骨整形のテクニックも必要な、難しい症例でした。

 

チタンメッシュは6か月後にネジと共に外す予定です。

これから何年間にも渡る予後を診ていきたいと思います。