9/11 本日のオペ

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今日は、半年ほど前に大阪労災病院で、左上の側切歯部を
大きな上顎骨嚢胞の除去手術をされた患者様でした。

その手術のあとはインプラントを希望とのことで、当院に来院され
本日、アメリカ製インプラント カルシテックを1本埋入ということとなりました。

僕はオペの前から、かなり気になってはいたのですが
インプラント埋入予定の患部は、すごく骨が吸収されていました。

かなり狭窄していたので、インプラントネックだけは既存骨で埋入出来ましたが
頬側骨のほとんどは人工の骨補填剤(セラソルブM ボーンタイト)で補うというケースでした。

患部の傷や骨状態の安定を図るため、このまま6か月ほど経過観察の予定です。

冠のsetはインプラント本体の定着度合を確認してからになりますので
今日の患者様には長期間の予定でいてもらわないといけません。

特に、骨の状態の経過確認のため、何度も通院して頂かないといけないので
患者様にかなりのご負担をかけることとなります。

しかし、安易なオペ、安易な冠setで簡単にインプラントが外れるようなことをしては
患者様には通院の手間よりもっと負担をかけてしまうことになりますから。

インプラントのオペは、このくらい慎重にやるべきだと、僕は常々思っております。