インプラントを埋め込むためには、インプラント本体を支える顎骨が必要になります。骨が少ない、幅が足りないなどの理由で治療をあきらめる方もいらっしゃいます。
当院では、そういった難症例の方々に対して骨造成治療を行なったうえでインプラント治療に移行します。骨造成とは、骨を増やすために行なう治療法で、高度な技術と多様な経験が求められます。当院では、事前に詳細な検査と診断を行い、患者様一人ひとりに合わせた治療計画を立案します。骨造成に使用する材料も、安全性と有効性が確立されたもののみを使用し、精密な手術を行なうことで、骨の再生を最大限に促します。
骨造成には、いくつか種類があり、骨がない場合や、場所によって適した方法が異なります。そのため、患者様それぞれのお口の状態をしっかり確認して、適切な骨造成をご提案します。
インプラント

当院のインプラントが
選ばれる7つの理由
理由1口腔外科に精通し、さまざまなインプラント手術の経験を持つ院長による治療

カウンセリングを重視。
院長が責任を持って患者様に適合するインプラントを選定して施術します
経歴
- 1993年5月
歯科医師国家試験合格
- 1993年5月
小室歯科上本町診療所勤務
- 1994年4月
井上歯科勤務
- 1998年10月
ヒグチ歯科勤務
- 2005年9月
あべの歯科医院開業
- 2007年9月
医療法人湯川歯科医院勤務
所属
資格
- 国際口腔インプラント学会認定専門医・指導医
- 日本先進インプラント医療学会インプラント専門医
- 日本口腔インプラント学会専修医
- 日本顎咬合学会咬み合わせ認定医
理由2世界的なシェアを持つストローマンインプラントを30万円(税込)で

当院が採用するストローマンインプラントとは
数あるインプラントメーカーのなかで、伝統と歴史あるスイスのストローマン社製のストローマンインプラントを採用しています。ストローマン社は長年にわたり、インプラントなどの医療機器の研究開発を重ねてきました。長年の研究と、歯科医師からの評価により多様な臨床データが集まることで、より耐久性に優れ、人体にもなじみやすいインプラントが作製されています。
そのため、ストローマンインプラントはインプラント埋入後の骨との結合スピードが、ほかのインプラントよりも早く、治癒期間が短くなる特徴があります。また、インプラント体がほかのインプラントに比べて小さいため、日本人の顎骨にもフィットしやすく、耐久性があることで多くの歯科医師が支持しています。

ストローマンインプラントが骨と強固に結合する理由
ストローマンインプラントには複数の種類があり、そのなかでもSLActiveインプラントは治癒期間の短縮を可能とした親水性の高いインプラントです。
表面に細かい凹凸があることで、骨とインプラントの接触面積が増えます。これにより、骨の細胞がインプラントに入り込みやすくなり、インプラントと骨が結合しやすく、治癒期間の短縮につながります。
また、製造から輸送、保管、埋入まで生理食塩水に浸した状態で管理され、インプラントが空気に触れないようになっているため、血液との親和性が高まることで、骨と結合するために必要な血液(タンパク質)を効率よく引き寄せて、骨との結合を誘導します。
理由3充実した治療設備

オペ室・歯科用CTなど、より安全・快適に治療を受けていただくための設備・機器をそろえています。
理由4骨の足りない方など幅広い症例にも対応

理由55年間の無料保証

当院でインプラント治療を受けた患者様には、5年間の無料保証をおつけしています。インプラントの義歯が外れてしまった、痛みや腫れ、しびれなどが続いているといったトラブルが発生することもあります。
万が一トラブルが生じた際には、負担金なしで再度治療を受けていただけます。「すぐダメになったら……」「せっかく高い費用でインプラントにしたのに」という不安感を少しでも解消できるように努めています。※保証は、当院で定期的なメンテナンスなどを受けている方に限ります。詳しくは医師ご確認ください。
理由6インプラント相談無料、CT撮影無料、サージカルガイド無料

当院でインプラント治療を受けるか検討中の患者様には、まず無料でインプラント相談を受けていただくことが可能です。治療のメリットや費用面など、患者様の不安を取り除けるよう丁寧にご説明します。また、実際にインプラント治療を開始する前に、顎骨の状態や残っている歯の状態を確認するためにCT撮影をいたします。
インプラントを埋入する際には、サージカルガイドを使用します。まず、インプラントを埋め込む前にCT撮影を行ない、その結果に基づいて適切な埋入位置・角度・深度を計測します。その記録に基づいてマウスピース型のサージカルガイド(テンプレート)を作製します。このガイドに従ってインプラントを埋め込むことで、より精密な手術を可能にします。これらを無料にすることで、患者様の負担軽減に努めています。
理由7.当院でインプラント埋入した方へマウスピースを永久無料提供

インプラントを埋め込み、自分の歯のようにきちんと噛めるようになった際、注意しなくてはならないことに、歯ぎしりや食いしばりがあります。義歯の表面を削ってしまったり、歯を食いしばることで衝撃が骨にダイレクトに伝わってしまったりします。また、インプラントの破損だけでなく脱離や脱落など、再治療をするケースもあります。
そこで当院でインプラントを埋入した方へ、無料でマウスピースをご提供しています。マウスピースを装着することで、歯ぎしりや噛みしめでインプラントがダメージを負わないように保護できます。マウスピースは定期的に交換する必要がありますが、当院では交換にかかる費用も原則いただいていません。
インプラント症例集
準備中
●リスク・副作用
インプラント治療にともなう一般的なリスク・副作用・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
・高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
・手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
・手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
・手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
・インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
・毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。
・機能性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・外科手術が必要となります。
・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
・治療後、骨がしっかりと作られるまで3~6ヵ月の治癒期間が必要です。
・歯周病の方、心疾患や骨粗鬆症など内科的な疾患のある方は、骨造成治療が適さないことがあります。
・口腔内の衛生状態の悪い方、顎骨が足りない方、免疫力や抵抗力が低下している方、歯周病発生リスクの高いとされる糖尿病の方、喫煙する方は、すぐに治療できないことがあります。
・日常的に服薬しているお薬などが治療に影響することがあります。
・サイナスリフト・ソケットリフトの処置にあたり、上顎洞膜が破れる可能性があります。その場合、手術後に抗生剤を服用して感染を予防し、膜が自然に治癒するまで待ちます。
・体の状態や細菌感染により、骨補填材と骨とが結合しない場合があります。この場合、原因を取り除き、ご希望があれば再治療を行ないます。
・骨の成長途中であるお子さま(おおよそ18歳未満の方)、妊娠中の方は治療が受けられません。
・コンピューターを駆使してデータ処理と画像の再構成を行ない、断層写真を得る機器となります。
・治療内容によっては保険診療となることもありますが、基本的には自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・検査中はできるだけ顎を動かさないようにする必要があります。
・人体に影響しない程度(デジタルレントゲン撮影装置の1/10以下)の、ごくわずかな被ばくがあります。
・ペースメーカーを使われている方、体内に取り外せない金属類がある方、妊娠中または妊娠の可能性のある方は検査を受けられないことがあります。
・血圧・心電図・血中酸素飽和度・呼気二酸化炭素濃度・RPP(心拍数×収縮期血圧)のモニタに使用する機器となります。
・この機器を使用して行なう治療は自費診療(保険適用外)となることがあります。その場合は、保険診療よりも高額になります。
・末梢循環不全、著しい低血圧・低体温、人工心肺の使用、重度の喫煙者、動脈瘤、高頻度の不整脈などに該当する方は、正しく測定できないことがあります。
・医師から出血傾向や過凝固状態を指摘されている方は、点状の出血や血栓による循環障害を生じることがあります。
・薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された医療機器であり、インプラント治療を行なう工程で使用する機器となります。
・この機器を使用して行なう治療は自費診療(保険適用外)となることがあります。その場合は、保険診療よりも高額になります。
・インプラント窩(インプラントを埋め込む穴)の形成のほか、インプラントの埋入、キャップ(アバットメント内への汚れの混入などを防ぐためのふた)類の脱着などに使います。
・インプラント手術のさまざまな場面で、回転速度、トルク(インプラントを締め込む力の程度の値)、注水量、回転方向正逆の組み合せを適切に設定できます。
・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・サージカルテンプレート(手術用テンプレート)を作製することで、インプラントの埋入位置・方向・角度・深度の精度と正確性を向上させられます。
・低侵襲での治療が可能ですが、術後に腫れや痛みが現れることがあります。
●資格について
○「ISOI(国際口腔インプラント学会)Authority of Implantology(DGZI Japan 認定専門医)/Clinical Oral implantology(DGZI Japan 認定医)」について
「ISOI(国際口腔インプラント学会)・DGZI日本支部では、インプラント医療の水準の維持・向上を図り、国民に適切な医療を提供するための一定の知識・技術を有している歯科医師に対して、「Authority of Implantology(DGZI Japan 認定専門医)」「Clinical Oral implantology(DGZI Japan 認定医)」の資格を与えています。
◦DGZI Japan「Authority of Implantology(DGZI Japan 認定専門医)」資格取得の条件
・Clinical Oral Implantology(認定医)の資格を保持している。
・臨床例が50症例以上ある。
・学会の資格認定の審査に合格している。
など
◦DGZI Japan「Clinical Oral Implantology(DGZI Japan 認定医)」資格取得の条件
・自験臨床例20症例以上を提出できる。
・ISO(国際口腔インプラント学会) 会員である。
・所定の講習を受講し、学会の資格認定の審査に合格している。
など
◦DGZI Japan「Authority of Implantology(DGZI Japan 認定専門医)」「Clinical Oral Implantology(DGZI Japan 認定医)」資格保持の条件
・5年ごとに認定の更新を行なう。
・更新講習を受講する。
など
詳しくは、「認定制度規約」をご覧ください。
「一般社団法人 日本先進インプラント医療学会」は、AQBインプラントに関わる基本的知識と専門的技能を有する歯科医師に対して、「インプラント専門医」の資格を与えています。
◦「日本先進インプラント医療学会インプラント専門医」資格取得の条件
・歯科医師の免許を有し、良識ある人格を有している。
・専門医申請時に3年以上継続して同学会会員である。
・同学会の研修(基礎コースおよび専門医のための研修カリキュラム)を受け、AQBインプラント治療の経験がある。
・インプラント埋入治療に関連する論文の筆頭著者、かつ学術発表(事前あるいは事後抄録として記録が証明できるもの)の筆頭演者である。
・救急救命蘇生研修ECCトレーニングサイト、BLSまたはACLS、ICLSコースなどの研修を受けている。
など
◦「日本先進インプラント医療学会インプラント専門医」資格保持の条件
・5年ごとに認定の更新を行なう
・指導実績報告書を提出する。
・専門医認定委員会出席委員の3分の2以上の賛成がある。
など
詳しくは、「専門医認定制度の規則等」をご覧ください。
「特定非営利活動法人 日本顎咬合学会」は、顎咬合学や関連する領域の臨床に深い知識と経験を有し、日常の臨床でそれを実践している歯科医師に対して、「認定医」「指導医」の資格を与えています。
◦「日本顎咬合学会認定医」資格取得の条件
・日本国の歯科医師免許を取得後満4年以上、かつ顎咬合学とこれに関連する領域の歯科臨床に満4年以上従事している。
・同学会に継続して満3年以上の会員歴がある。
・同学会の咬み合わせ認定医検定試験に合格している。
など
◦「日本顎咬合学会認定医」資格保持の条件
・5年ごとに更新を行なう。
・認定期間の5年間に、細則に定める更新単位を取得する。
など
詳しくは、「特定非営利活動法人 日本顎咬合学会認定医 制度規則」をご覧ください。